代表取締役 川上 雅敏
HP http://www.naturewig.com/

会社名 株式会社リバップ
住所 〒542-0012 大阪市中央区谷町九丁目1-22 NK谷町ビル903号
電話番号 06-6761-4147
代表者名 川上 雅敏
事業内容 女性用ウイッグ(かつら)の企画・製造・販売

低価格&高品質な医療用ウイッグを提供したいと起業

女性用ウイッグ(かつら)の製造・販売を行う株式会社リバップ。ウイッグにもさまざまな種類があり、現在はファッション用と医療用に大別されている。代表取締役の川上雅敏氏は、起業前はかつらメーカーで営業として勤務していた。
当時、女性用ウイッグはシルバー向けのファッションアイテムとして販売されるのみだったが、営業担当時代には病気や抗がん剤治療で脱毛してしまう方々からウイッグのニーズを感じた。その後、開発の部署に異動し、医療用ウイッグを開発した。
「ファッションウイッグでは通気性や軽さを競うのですが、医療用ウイッグは二重構造や地肌が透けないこと、肌への刺激が少ない点などを重視して開発を進めました」

発売後、人気を博した医療用ウイッグに次々と大手メーカーも追随し、現在ではひとつのジャンルを確立している。医療用という新分野を開発した川上氏にとって、起業は若い頃からの夢だった。
「20歳頃からずっと独立起業したいと思っていましたが、どんな事業で起業すればいいかわからなかった。でも、ずっとウイッグの仕事に携わってきて、もっとお客さまに喜んでもらえる低価格で高品質な商品を作るには当時の会社では企業規模が大きすぎる、独立するしかないと感じたんです」

会社勤め時代の取引先からサポートしてもらえるという返事をもらった時は、涙が出るほどうれしかったという。こうした多くのサポートを得て、株式会社リバップを設立した。

ハンドメイドだからこそ、厳正な品質管理が大切

FirstStepとの出会いは検索エンジンだったという川上氏。同業他社も何社か訪問し、FirstStepに決めた。
「コスト面やフィーリングが自分にあっていると感じました。多くの経営者の方々の話が聞けるイベントや、異業種の経営者と交流できる機会などがあるのも満足しています」

現在、川上氏がウイッグのビジネスの中で最も大切にしているのは、正しいウイッグの知識提供や品質のコントロール。
「特に医療用ウイッグは突然必要になりますから、いかに正しい情報に接して自分に最適なウイッグを選んでいただくか。高額な治療費が必要な中で少しでも経済的負担を軽くし、精神的負担を和らげるお手伝いをするのが当社の使命です」

また、ウイッグの植毛はすべてハンドメイドのため、品質管理が非常に難しいという。
「作業をする人ごとに個体差が出るのをいかに抑えるか。海外の製造工場と綿密なコミュニケーションをとり、品質の平準化に取り組んでいます」

こうして生まれた高品質のウイッグは、主にOEM供給と自社販売という2つのルートで販売している。
「OEM供給先からも『ようやく満足できる品質の商品に出会えた』と非常に喜んでいただいています。今後は自社販売も強化していきたい。当社の強みである価格と品質のバランスを訴求できるよう、Webサイトをさらに改善していきたいですね」

起業するまでの仕事ぶりが起業後を左右する

これから起業しようとする人へのアドバイスをお願いすると『タイミング』が重要というお話をいただいた。
「起業には最適な『タイミング』というものがあり、それを掴むには常に仕事に全力投球で取り組まなければなりません。起業を決めたのは私ですが、多くの方が私の起業を助けてくれました。起業は一人でできるものではありません。全力投球で仕事をしていれば、起業に成功する『タイミング』を感じることができますよ」

最後に将来の目標についてうかがうと、医療用ウイッグとファッションウイッグの両方をバランス良く伸ばしていきたいという。高齢化社会がさらに進めば、どちらの需要も高まるだろう、と川上氏は予測している。
「医療用ウイッグについては、Webサイトをさらにブラッシュアップしてより分かりやすく、信頼していただけるサイトづくりを目指します。また、ファッションウイッグについては直営実店舗の開設が目標になります。どちらも、喜んでいただける商品をひとつでも多くお客様のお手元に届けることを目指します」

担当者より

川上社長は、人との出会いやつながりを非常に大事にされており、新しい考え方を取り入れようと異業種の方との交流にも積極的な姿勢を貫いておられます。
また、お客様のニーズや悩みに応え、人の想いを形にするために「起業」という長年の夢を叶えられました。 そんな相手の立場に立ってきめ細やかな提案ができる社長のお人柄によって、たくさんの人が周囲に集まるのだと思います。
これからも、新しい取組みに挑戦し続ける社長の夢の実現を、少しでもお手伝いさせていただければ幸いです。(中桐 由喜