代表 荒川 翔太
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会社名 dunn(デュン)
住所 〒555-0023 大阪市西淀川区花川2-15-6 株式会社ロンド工房内
電話番号 06-6471-9663
代表者名 荒川 翔太
事業内容 ・革小物などの企画・製造・販売

革小物がメーカーとしての道を拓いた

革小物ブランド『dunn(デュン)』の代表であり、クリエイティブディレクター・荒川翔太氏。祖父が設立して現在は父が経営する印刷会社、株式会社ロンド工房の営業部長でもある。
「もともと親が経営する会社を継ぐ気は全然なく、手帳メーカーに勤務する普通のサラリーマンでした。当時は生活雑貨の専門店や書店をまわって、自社商品を取り扱ってもらえるように営業していました」

しかし、サラリーマンをやめて家業を手伝うことに。
「家業を手伝いはじめると、外から見て感じていた以上に会社が厳しい状況であることがわかりました。印刷業そのものが下請けで、今の事業をそのまま継いでも未来が見えないと感じたんです。そんな想いもあって、家業を手伝い始めてすぐの頃から、新しい取り組みを始めようと考えていました」

そこで始めたのが自社ブランド商品の製造・販売。最初は家業との関係性も考慮してポストカードや栞からスタートし、作家などとコラボすることで商品ラインナップを広げていったものの、思ったような利益を出すことはできない状況が続いた。
「ある時、小規模だからこそ高単価商品を扱わないといけないことに気づいたんです。それで、さまざまな素材や商品を模索する中で革素材と出合い、自分で革小物をデザイン開発して商品化しました」

こうして2016年に立ちあげたブランドが『dunn(デュン)』で、現在は財布、名刺入れ、パスケースなどの商品を展開している。
「前職の経験からステーショナリー系の商流は理解していましたが、商品がなかった。革小物のおかげで道を拓くことができました」

『外に出る。人に会う。みんなとやる。』を大切に

荒川氏と中央会計の縁は、知人の紹介がきっかけ。
「文具問屋の家系に生まれたのに司法書士になった方と知り合ったのがはじまり。その方が中央会計主催の『起業成功塾』に誘ってくださって参加したのが最初でした」

家業である株式会社ロンド工房の税理士を中央会計に変更するのは、荒川氏が父に希望した。
「ずっと典型的な中小企業のやり方で、伝票は全部紙、資金繰りもどんぶり勘定。自分が家業を手伝うなら、絶対に税理士は変えてほしいと父に伝えました。結局、変えるのに3年ぐらい掛かりましたが(笑)」

中央会計をパートナーに選んだのは、『新しさ』を感じたから。
「当時、チャットワークを使ってコミュニケーションする税理士事務所はなかったし、凄いと思いました。利便性が高いツールを駆使し、最適なコミュニケーションを取ろうという意欲が『新しいな』と感じました」

続いて、ビジネスに取り組む上で大切にしていることを尋ねた。
「実はサラリーマン時代、意思決定できないことがストレスでした。ブランドの代表としてそれができている今、ストレスはほとんどありません。できるだけストレスがない環境に身を置くことを大切にしています」

また、『誰かと一緒に仕事をする』感覚も大切にしているという。
「クリエイターの中には、自分が欲しいものをひとりで作りたい人もいます。ただ、私自身は『外に出る。人に会う。みんなとやる。』のが好きで、人が求める物を作りたいという意識が強い。その気持ちは大切にしています」

複数の副業で起業経験するのがおすすめ

これから起業しようと考える人へのアドバイスをお願いすると「起業前にぜひ副業に挑戦してほしい」という答えが。
「できれば複数の事業にチャレンジしてみるのがおすすめです。いろいろな挑戦をして、軌道に乗ったビジネスで起業すれば良い。あとは価格設定はできるだけ高く設定することでしょうか。安さがウリの事業は継続が難しいですから」

最後に、今後の事業展開について話をうかがった。
「ステーショナリーや文具ではなく、今後はカバンやアクセサリーと同様に小物として扱ってもらえる販路を開拓していきたい。例えば、アパレルショップや雑貨を扱うネットショップなどです。あとは百貨店のポップアップショップにも挑戦したいですね。これまでは商品アイテム数を増やすことが最優先でしたが、今後は『dunn(デュン)』の認知向上目的のPRや販路拡大に取り組んでいきます」

担当者より

社内起業という形でdunn(デュン)の代表となった荒川様。
自社ブランド商品の企画から製造販売までを行い、周りの人を巻き込む姿はめちゃくちゃ参考になります。 また、荒川様の周りには自然と人が集まってくるような人柄だと感じています。
今後もさまざまな付加価値の高い商品を展開されると思いますので、今後の躍進を楽しみにしております。
私もわかりやすく丁寧なサービスを提供することで、荒川様の事業の成長・社会貢献のお役に立てればと考えています。(澤田 恭平)