代表取締役 山下 ヒロミチ
HP http://www.luk.jp/

会社名 LUK株式会社
住所 〒531-0076 大阪市北区大淀中1丁目18番14号APT.新梅田ビル501号
電話番号 06-6131-5845
代表者名 山下 ヒロミチ
設立 2009年12月
事業内容 コンピュータシステム、WEBサイトの企画、制作、保守、運営管理及び販売業務
 
 

紹介からうまれる仕事の繋がり

企業サイトやスマートフォン向けサイトの制作をはじめ、Webサイトに関する企画・提案を行うLUK株式会社。代表取締役の山下氏は、大学時代にWebの世界に興味を持った。
「授業でWebサイトを作ったりしているうちに、それがすごく楽しくて。大学卒業後はWeb制作会社に入社して、多数のWebサイトの制作に携わってきました。本当にWeb制作が好きなんです」

そんな山下氏も何年か経つと、ディレクター、そして管理職の立場となり、制作の現場に直接携わる機会が激減してしまった。
「何年か働くうちに、いつかは独立したいという想いが漫然と生まれてきました。他にも管理職という立場で部下を持ち、WEBサイト制作に携わる立場を経験する中で強まった思いがあります。それは、全く白紙の状態でお客様と向き合うところから、企画・提案を行ってWebサイトを制作し、サイト完成後のフォローまで、すべてに自分が最前線で携わることこそが、本当に自分がやりたいことなんだと気がついたんです」

そこで、一大決心をして起業することに。ただ、前職のクライアントからの仕事を受けることはせずに、全くゼロからのスタートを選択した。
「今まで私を育ててくれた会社に不義理はしたくなかったんです。すると、それまで外注先としてお仕事を依頼していた方々からお仕事のお声掛けをいただいたんです。さらにそこから紹介していただいた人が、さらにクライアント様を紹介してくださって、徐々に仕事が増えていきました」

ダイレクトに届くお客様の声がやりがいに

起業して一番の楽しみをたずねると、実は社名の『LUK』は『LUCKY』から生まれたという社名の由来を交えて語ってくれた。
「社名はクライアント様が当社と出会ってラッキーだと思っていただけるような満足を提供できる会社でありたいという想いから名づけました。Webサイトの納品時にお礼の言葉をいただいたり、納品後に『Webサイトの効果がアップした』という嬉しい報告や結果がダイレクトに伝わってきます。これが一番の楽しみであり、やりがいですね」

また、責任もやりがいにつながることを起業して実感した。
「起業して大変になったなんてとんでもない。責任の大きさは起業する前も後も同じ。異なるのは、責任にまつわる意思決定を誰がするかという点。起業して自分自身ですべての意思決定をする分、気持ち良くて楽しいことばかりになりました」

FirstStepとの出会いは検索エンジンがきっかけ。
「検索結果の中から3社ほどにメールで連絡を取りました。一番対応が早かったのがFirstStepでした。その後、事務所を訪問してお話をうかがって決めました」

今では経理のみならず、経営に関する様々な面についてアドバイスを受けている。
「お願いした時はまさかここまでやっていただけるとは思っていませんでした。最近は、人材採用の面についても相談に乗っていただいています。とにかくレスポンスが早い。対応の早さが満足につながるのを実感しているので、私も見習わないといけません(笑)」

起業の苦労は自分自身を成長させてくれる

起業後、着実に実績を伸ばしている山下氏にビジネスにおける信条についてたずねると『ギリギリまで断らないこと』という答えが返ってきた。『できません』の一言は、すべてをそこで終わりにしてしまうというのが、その理由。
「私は自分自身の今のキャパシティはまだまだ広がるはずだと信じています。だから諦めません。経験的にも、諦めずにやれば良い結果につながることが多いんですよ。技術的にもボリューム的にも、自分が成長するために重要なことだと考えています」

最後に起業を考えている人にメッセージをお願いした。
「最近相談される機会が増えたんですが、もし起業するかどうかで迷っておられるようなら、私は迷わず起業することをオススメしています。そして実際に動くことをアドバイスします。考えるだけでは何も変わらないし、動かないと何も始まりません。同じ苦労をするなら、起業して苦労する方が、自分自身の糧になると思います」

結婚して子供がいる女性に安心して働いてもらえるような、働く環境を大切にする会社を目指すと語る山下氏。『クリエイターが集うカフェを運営したい』という将来の夢に向かって、全力疾走の日々が続く。

担当者より

いつも穏やかな山下社長ですが、お話をさせていただくとキラリと光るものがあります。
このキラリはどこからきているのかと思っていましたが、仕事や人に対する想いからきているのだと、今回のインタビューで改めて感じました。すべての意思決定をする責任や自分に限界を作らない信条なども、楽しんで実行されているのが本当にすごいと感じます。
また、ご家族や関わる人をいつも大切にされているのもキラリのひとつ。
そんなキラリを増やすことが、業績を上げていく秘訣なのだと感じました。これからさらに発展していくお手伝いができることを、光栄に思っています。
今後ともどうぞよろしくお願いします。(元村 仁美