代表取締役 松本 剛侑
HP http://kushiage-go.com/

会社名 串揚げ ごう
住所 〒566-0001 摂津市千里丘1-11-6
電話番号 06-7181-9909
代表者名 松本 剛侑
設立 2016年10月
事業内容 飲食店の運営など

海外展開を見据えて飲食業での起業を選択

JR千里丘駅近くにある『串揚げ ごう』は、さっくりと揚げた約150種類の食材をこだわりの4つのソースで楽しむ串揚げのお店。店主の松本剛侑氏は、学生時代にはすでに30歳までに起業しようと考えていた。
「日本の大学に入学後、オーストラリアに短期留学しました。その後日本の大学を中退してアメリカに留学。4年半の間、アメリカで大学に通ったり飲食店でアルバイトしたりしていました」

帰国後は起業準備の一環として、人を動かすマネジメントスキルを磨こうと人材系の会社に入社。営業兼キャリアコンサルタントとして勤務した。そんな時、弟が飲食店を開業して繁盛店に成長させる姿を目の当たりにする。
「人材系の会社を立ち上げるか、飲食店をオープンさせるか、どちらで起業するか考えました。弟に相談するうちに、『海外に進出する』という夢を実現するなら飲食業だと考えるようになったんです」

海外展開を意識した飲食店といっても、ラーメンや天ぷら、寿司、焼肉、居酒屋など、海外で人気の飲食店はすでに数多くある。その中で串揚げを選んだのは、松本氏なりの理由があった。
「創作串揚げで海外進出している大手企業はまだ皆無に等しい。しかもひと串ごとに発見や驚きがある上、外国人が好きなパフォーマンスもできて受けるんじゃないかと考えました。そこから1年半、串揚げ屋やイタリアンレストランなど複数の飲食店で昼夜を問わず働いてノウハウを吸収し、創作串揚げの店『串揚げ ごう』をオープンさせました」

大きな目標を立てることと有言実行で夢を実現

オープン時から中央会計に依頼したのは、将来の事業拡大を見越してのもの。
「中央会計は弟に紹介してもらいました。事業を成長させるには最初からプロに任せる必要があると考え、まだ個人事業主ではありますが依頼することにしたんです。安心してお任せできるのが良い。もう少し売上が上がればFirstStepで法人化する予定でいます」

松本氏がビジネスに取り組む上で大切にしていることを尋ねると、ふたつあるという答えが返ってきた。
「ひとつは大きな目標を立てること。大きな目標を持ち、そのゴールから逆算して今何をすべきか、今後ゴールに向かってどうアプローチしていくかを考えるようにしています」 もうひとつは、常に有言実行すること。 「言葉にして周囲の人に伝えることで、自分に逃げ場をなくして実行力をあげていく。時には辛いこともありますが、確実に前進するエネルギーになる。有言実行の精神は、自分自身にスイッチを入れるトリガーでもあるんです」

国内外で最低7店舗まで拡大したい

30歳での起業を見事に実現した松本氏に、これから起業しようとする人へのアドバイスをうかがうと「事前準備がとても重要だと思います」との答えが。
「行動を起こすまでの準備をかなり念入りにしておくべきです。起業なら事業計画書はもちろんのこと、あらゆる準備や下調べ、さらにはできる苦労も事前にしておきたい。準備の精度や向き合い方で、自分自身の起業する覚悟や想いが本物かどうか見極められると思います」
最後に今後の展開について話をうかがった。
「直近の目標としては、日本で5店舗、海外で2店舗を展開したい。すでに3店舗目まではメドが立ちつつあります。海外展開はシンガポールや香港、台湾といったアジア圏での出店をめざしたい。ただ、ヨーロッパにも串揚げのニーズがあるようなので、チャンスがあれば挑戦してみたいですね」

また、雇用創出をはじめとしたボランティア活動にも取り組みたいという。
「昨年は近隣の養護施設の子どもたちをお店に招待し、串揚げを楽しんでもらいました。今後も続けていきたいですね。さらに、少年院を出た子どもたちの立ち直りを雇用という形で支援したい。なかなか働きたくても働けない人々の雇用を創出するようなボランティア活動にも取り組んでみたいと考えています」

担当者より

お仕事を一緒にさせていただいて間もないですが、真摯な方という印象が強いです。
今後のビジョンや事業展開もわかりやすく具体的にお話いただき、今ある姿も将来の成功に向けて駆け上がっている最中かと感じております。
千里丘のお店は、店内の雰囲気はとても良く、味も大満足でした。
真剣な眼差しで串をあげている松本さん、必見です。 海外進出も将来考えておられ、我々も少しでもサポートをさせていただけるよう精一杯お手伝いさせていただきます。 今後ともよろしくお願いいたします。(澤田 恭平)