代表取締役 岡村 勇人
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会社名 | 株式会社アールバリュー |
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住所 | 〒533-0033 大阪市東淀川区東中島1-20-12 ユニゾーン新大阪 |
電話番号 | 06-6770-9081 |
代表者名 | 岡村 勇人 |
設立 | 2014年6月 |
事業内容 |
・各種業種・業務向けオープン・システム開発(受託開発、SES)
・制御系、エンベデッド系システムの開発(SES) ・評価、サーバ構築、ネットワーク構築(オンサイト、SES) ・運用・保守(リモート、SES) ・IT機器販売 等 (C#,VB.NET,C++,C,JAVA,Oracle,SQLServer等) |
エンジニアに成長環境を提供できる会社に
受託によるシステム開発や、客先でシステム開発を行うSES(システム・エンジニアリング・サービス)を事業とする株式会社アールバリュー。
「当社のスタッフは、様々なジャンルのソフトウェア開発に携わっています。C#やJavaなどを用いて通信販売会社の受発注処理システムや行政系の管理システム、自動車部品の管理システムなど、ジャンルはさまざま。また、システム開発以外にもネットワーク構築やサーバ構築といった環境構築業務も行っています」
そう語る代表取締役の岡村勇人氏は、大手企業の系列システム開発会社などで働き、この業界で35年のキャリアを持つ。
「システム会社って、昔は新人を現場で教育しながら成長の機会を提供していたんです。しかし昔に比べると、チャンスや成長機会を提供しようとする会社が減ってきたように思っていました」
エンジニアを取り巻く環境が厳しさを増す中で、岡村氏が起業しようと考えたのはシンプルな理由からだった。
「もっとエンジニアが成長できる環境を提供する会社が必要だと思ったんです。でも、実現するのは至難の業。だったら自分で取り組むしかないと考えて、起業を決意しました」
アールバリューでは、岡村氏が営業活動や客先との交渉をはじめとしたマネジメントを担当し、スタッフが客先の現場に常駐して業務を行うのが基本スタイル。
「スタッフにはできるだけ長期間ひとつのプロジェクトに関わる、そんな仕事をしてもらうようにしています。一つの現場で長く働くことで、人間関係を構築したり成長できるチャンスも多いですから。ただの作業者として扱われるような現場は避けるようにしています」
言うべきことは言い、その分役割を果たす
岡村氏とFirstStepの出会いは、先に起業した元同僚からの紹介だった。同僚からの紹介ということもあり、説明を聞いてすぐに契約することに。
「大手企業との取引を考えると、基本的に法人格が必要になります。ただ、起業直前はとにかくバタバタしていて自分で会社設立の手続きをする余裕はありませんでした。加えて、会社設立を任せることで起業後を見据えた営業活動などに注力しようという狙いもありました」
続いて、ビジネスに取り組む上で大切にしていることについて尋ねると、「正直であり続けること」という答えが返ってきた。
「社長と社員の信頼関係を最も大切にしながら、お互いが成長できる環境を作りあげていきたい。そのためには嘘やごまかしは通用しません。これはお客さまとの関係でも同じ。相手が誰であっても、正しいことは正しい、間違っていることは間違っていると正直に言えることが、相互信頼の礎になると信じています」
ただ、今のシステム開発業界は、その相互信頼が崩れつつあるのかもしれない、と岡村氏。
「市場が縮小するにつれて開発現場に多くのしわ寄せが来ています。それを防ぐには、いかにしっかりと役割を果たしてくれるパートナーになれるか。言うべきことは言い、その分やるべき役割はしっかり果たす。アールバリューは、常にそうありたいと考えています。また、この考えに賛同いただけるを社員採用し、仲間を増やしたいと考えています」
社員の成長を後押する福利厚生を充実
これから起業をめざす人にメッセージをお願いした。
「自分の心情的には『起業したいと思った瞬間がタイミング』だと思います。ただ、現実的にはそれだけでは失敗する確率が高い。例えば、起業して大手銀行に口座を作ろうと思っても、すぐには作れません。それを可能にする方法はありますが、それには準備が必要なんです。うまく起業するには、一定の準備が必要だと思います」
最後に今後の展開を聞くと、まずは会社をもう少し拡大したい、と岡村氏。
「3年後に10人ぐらいの規模をめざしたいし、それにふさわしい会社の姿にしていきたい。そのためにも、現在も行っている社員旅行などの福利厚生も続けていきます。また、社員が自主的に取り組む勉強会や社員全員が集まる飲み会なども会社がサポートしていきます。社員の成長をバックアップする福利厚生は、今後も充実させていきたいですね」
さらに「面白いことをやりたい」とも。
「ハードかソフトかなんて関係なく、まだ世の中にないけれど『あったら良いな』、『あったら面白いな』と思うモノやコトを開発し、世の中に提供できる会社になりたい。とにかくオモロイコトをやりたいですね(笑)」
担当者より
仕事に対して紳士な姿勢で、いつも取り組んでらっしゃる岡村社長。時には厳しい言葉でをいただきながらも、仕事に対する意識を学ばせてもらっております。
もっと会社のお役に立てるよう、サポートさせていただきたく思っております。今後ともよろしくお願いいたします。(木下 彰久)