代表取締役 東 芳博
HP http://websync.co.jp

会社名 Websync株式会社
住所 〒530-0003 大阪市北区堂島2-3-4-601
代表者名 東 芳博
事業内容 クローズドのASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)WebSyncの運営

信頼できる人から誘いを受け、2度目の起業

アフィリエイト・サービス・プロバイダー(以下ASP)事業を行うWebsync株式会社。「私たちの仕事はアフィリエイターと広告主を成果報酬型の仕組みでつなぐこと」と語るのは、代表取締役の東 芳博氏だ。

東氏は、Websync設立以前に、シェアハウスやコワーキングスペースといったシェア型不動産の運営管理事業で起業した経験を持つ。
「シェア型不動産の運営管理事業がうまく軌道に乗らず、事業整理をしていた時にWebsyncを管理する会社の代表から『新会社の代表を務めてくれないか』と声を掛けていただいたのがきっかけです」

そもそもWebsyncとは、広告情報や成果報酬の発生を測定するASPサービスシステムの名前。その後、ある会社の事業のひとつとして運用されていたが、Websync事業のみで別会社を立ち上げることになり、代表として事業を切り盛りできる人を探していたそうだ。
「私自身、ちょうどそれまでの事業を整理したタイミングでしたが、アフィリエイトに関していえば、アフィリエイト塾に参加したことがある程度。経験も知識も十分ではなかったので結構悩みましたね」

それでも引き受けたのは、声を掛けてくださった方に対する信頼感が並々ならぬものだったから。
「シェア型不動産事業に取り組んでいる時に、その方に相談させてもらったことがあって。その時に起業家の先輩として貴重なアドバイスをいただき、その後の決断に大いに役立ったんです。でも、そんなことよりも重要だったのが、その方が活躍するアフィリエイト業界での仕事だった点。Websyncを成長させ、アドバイスをもらった分の恩返しを少しでもできればと思いました」

常に自分自身の生産性を高めることを意識し続ける

広告商品の説明会の様子

新しい会社での初仕事は会社設立の手続き。迷わずFirstStepに依頼することに。
「起業家の先輩からFirstStepを紹介されたこともありますし、私自身も以前スタートアップウイークエンドに参加した経験があり、中央会計のスタッフの皆さんとは顔見知りだったのもあります。FirstStepへの依頼はごく自然な流れでしたね」

「成果報酬型広告は、皆がWIN-WINの関係になれる仕組み」と語る東氏がビジネスで大切にしているのは、常に生産性を意識すること。
「お客さまが増えてくると、当然仕事量も増えます。ただ、作業に掛ける時間は増えるどころかむしろ減らしたい。つまり、仕事を仕組み化したり省力化したりすることで、生産性を高めていきたいのです」

ASP業界は仕事の仕組みや手法が10年前からさほど変化しておらず、ともすればアナログ的な手法が今も残っているそうだ。
「日々の仕事を改善していくのは、普通の会社なら当たり前のこと。ITの力を活用したり、常に意識したり、仕組み化することで、省力化や生産性を高める余地は十分にある。常に、自分の生産性を高めることを頭に置いて行動しています」

成果報酬型広告を新たなジャンルに展開したい

Websync管理画面トップ

会社設立を2度経験している東氏に、これから起業する人へのアドバイスをお願いした。
「起業はあくまで手段。やりたいことがあって、必要なら起業すればいい。今は環境が整っていますから、副業や週末起業でもたいていの事業を立ち上げることができます。最初は小さくスタートして、軌道に乗ったら独立したり法人化したりすれば良いのではないでしょうか」

また、起業に向いている人とそうではない人が存在する気がする、と東氏。
「不満には耐えられるが、不安には耐えられないタイプの人は、雇われて働く方が向いている気がします。逆に不満には耐えられないが、不安には耐えられるタイプの人は、起業に向いているような気がします」

今後は、事業の成功はもちろんのこと、成果報酬型のASPという仕事をもっと価値のある仕事にする一助になりたいとも考えている。
「どうすれば良くなるのかという答えはまだ見つかりませんが、今のASP業界の仕組みや慣習をより良くしたいという想いがあります。また、成果報酬型広告は広告の究極形だと思っているので、これをもっと良いものにすると同時に、Websyncにしかない独自色や強みを出していきたい。そのために、成果報酬型が効く新たなジャンルを開拓・創造していきたいですね」

担当者より

Websyncさまと出会ってもうすぐ2年。いつも明るく接していただき、ロジカルな話し方の社長に魅了されております。常に改善を意識して、今のASP業界に革新を起こしていただけると思っております。
会計や税務以外でも、Websyncさまの発展に貢献できればと思っております。今後ともよろしくお願いいたします。(澤田 恭平)