代表取締役 北角 強
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会社名 株式会社インテグリティエナジー
住所 〒573-1171 枚方市三栗1-28-75
代表者名 北角 強
設立 2011年10月
事業内容

・地域密着型再生可能エネルギー事業の企画開発・販売・推進運営、導入に関わるコンサルティング。
・再生可能エネルギーを軸とした次世代エネルギーによる街づくり、新規事業立ち上げ。

エネルギー事業を通じて地方を活性するべく起業

太陽光発電や木質バイオマス発電といった再生可能エネルギー導入のコンサルティングや導入支援を行う株式会社インテグリティエナジー。代表取締役の北角強氏は、情報システム会社でPGやSEを経験した後、総務人事部で人材採用を担当。その後、太陽光発電のモニタリング装置やシミュレーションシステムを開発するITベンチャーに転職し、再生可能エネルギー事業と出会った。
「自分が加わることで周囲に新しい変革を起こしたり、新しい仕組みや仕掛けを構築したくて転職しました。当時は再生可能エネルギーに関する事業で起業する気持ちは皆無でしたね」

さらに、企業の設立や立ち上げを体験しながら、IT企業の立場で太陽光発電事業に関わるうちに、大きな想いがわき上がった。
「地方都市の疲弊が叫ばれる中、自立した地方都市を目指す第一歩として、まずは電力の面で国の補助や助成に依存せず、地域が自立してエネルギーを賄うことが活性化に繋がるのではないかと考えたんです」

その想いを実現するべくインテグリティエナジーを創業した北角氏。その仕事スタイルは非常にアクティブで独特だ。
「自然エネルギー発電事業の仕組みづくりや事業化が私の業務。コンサルタントと異なるのは、私自身が事業共同体の経営者としてその事業に参画することです。ですから他人ごとのように口を出すだけではありません。自分事として考えて汗をかき、リスクも取る。さらにはコンサルもするし、プランニングもするし、金融機関との資金調達交渉から事業計画書作成までやりますし、経営会議にも参加します」

『義』こそが企業の存在価値を決める

2013年9月現在、インテグリティエナジーが参画する稼働中の事業は、香川県での太陽光発電事業、三重県での未利用間伐材だけを使用する木質バイオマス発電事業、そして大阪府枚方市での太陽光発電事業の3カ所。
「地方都市には多くの遊休地があり、それを有効活用すればエネルギーを自給できる。地方都市にとっては、エネルギーの自給自足、自助自立こそが地方活性化の第一歩だと言えます。東京の大規模資本を投入してハコ物を作っても、それは真の活性化とは言えない」

北角氏は、自らが再生可能エネルギーが普及するためのトリガーとなることを目指している。
「自然エネルギーは、爆発的普及まであと一歩。再生可能エネルギーの普及を通じて地方の自立を促し、地域の活性化や世代継承、地域循環性に寄与したい、これこそが私が起業した一番の理由なんです」

そんな熱い想いを持つだけに、ビジネスに携わる中で大切にしているのも『義』の一文字。
「『義を見てせざるは勇無きなり』という一文が好きでして。世の中、口を出す人はたくさんいますが、行動する人はほんのひと握り。私はそこに『義』があれば、率先して行動することを自らに課しています。行動することで、世の中の問題に対して解決手段を提供したい。『義』こそが当社の行動指針のすべてであり、存在そのものなんですよ」

日本中に「エネルギーデモクラシー」を起こす!

FirstStepとは、検索結果を通じて出会ったという北角氏。
「大阪で創業支援をしていること、創業した企業の廃業率が非常に低かったこと、この2点に注目してFirstStepに決めました。訪問して話を聞き、長くお付き合いできると感じたのも大きな理由ですね」

これから起業しようと考える人へのアドバイスをお願いすると、自社名の由来を交えて語ってくれた。
「社名の『インテグリティ』とは「真摯」「真剣」を意味します。これは、社会を常にこのようなまなざしで見つめ続けることを忘れぬよう、このキーワードを社名に入れました。真摯に社会問題や社会変化を見つめ続けることが大切だと思います」

そしてもうひとつ、『得意分野や能力に固執しない』という少し意外なアドバイスも。
「これからの時代は、自社のビジネスの軸を二つ、三つと増やすべきで、軸を増やすには得意分野に固執しない方がいい。そして複数の軸同士をクロスファンクション(相互作用)させる。すると、自社のビジネスのオリジナリティが高まり、独自性の高いビジネスが展開できますからね」

最後に、今後の展開についてはお話をうかがった。
「将来は『エネルギーデモクラシー』を巻き起こす一助となることを目指します。再生可能エネルギーをきっかけとする地域の自主自立や活性化は、すでに研究や評価の段階ではなく行動する段階。地域のために率先して行動する人を最大限サポートしていきます」

担当者より

北角社長はいつも真摯な対応をしてくださり、真剣に熱い想いをお話しくださいます。その上、社交的でふとこぼれるやさしい笑顔がすごく素敵で印象的です。
また、現代社会に確立した市場の問題のみならず、潜在的な地域社会の問題、さらには持続的発展に真剣に目を向けていらっしゃいます。
何度も新聞やメディアに取り上げられており、社長の考え方や今後の取り組みなどについてお話を聞かせていただくたびに、私自身も大変刺激をいただいております。これからも益々ご活躍されることと期待しております。(中桐 由喜)