代表取締役 毛利 秀俊
HP http://www.tns-osaka.com/

会社名 株式会社TNS
住所 〒532-0011 大阪市淀川区西中島3-9-13 NLC新大阪8号館 6階
電話番号 06-6948-5402
代表者名 毛利 秀俊
設立 2008年12月
事業内容 通信設備・OA機器の販売・保守・設置工事

ビジネスの仕組み構築に必須だった法人化

OA機器やビジネスフォン、光回線の販売などを法人向けに販売する事業を行う株式会社TNS。代表取締役の毛利秀俊氏は、起業を目指す気持ちはまったくなかったそうだ。 「前職が今と同じOA機器や光回線を法人向けに販売する会社に勤めていました。同期入社の仲間もいて、とても楽しく仲が良かった。ただ、時間が経つにつれて同期の数が減ってくると『自分もこのまま働いていて良いのか』と考えるようになりました」

そんな時、勤めている会社が組織再編を行うこととなり、フリーランスの営業マンとしてそれまでの仕事を継続することになった。
「勤めていた会社の事務所スペースや顧客リスト、ビジネスの仕組みを借りて営業活動を進めていきました。しかし、仕事を進めるうちに自分で取引先やビジネスの仕組みを構築する必要性を感じるようになったんです。そこで、取引先との契約などに必須となる法人化を決意しました」

FirstStepはインターネット検索で見つけたが、最初は自分で会社設立を行うつもりで定款も完成させていた。
「ただ、定款もこれで正しいかどうか分からないし、確認する時間もない。そこでFirstStepに相談し、とても丁寧な説明をしてもらえたので、すべてお任せすることに決めました」

ライバルの存在こそ、人を成長させる

ビジネスの仕組みを構築するために必須だった法人化。だが、法人化は予測しない変化をいくつかもたらした。例えば、自分が代表取締役の名刺を持つようになると、自然と代表取締役の人とつながる機会が増えた。さらにもう一つ大きな変化があった。
「同じモノやコトを見ていても、経営者である自分とスタッフでは見える風景が違う、と感じるようになりましたね。これはしょうがないことなのでしょうが、これをどううまく合わせていくか。スタッフとの関係性を常に良好にすることを意識するようになりました」

その言葉通り、現在毛利氏が力を入れているのが人材育成だ。TNSでは自身の経験を踏まえて、人が人を育てるスタイルとは少し異なる切り口で人材育成に取り組む。
「自然に人が育つ環境を提供しようと意識しています。具体的には、良いライバル関係を作れるような環境を目指して、必ず2名以上を同時採用して同期の仲間を作るようにしています。私は一度だけ大企業で働いたことがあるのですが、同期入社が数多くいてお互いに切磋琢磨しあう環境があった。あの時、同期がいる環境だったから自分自身も成長できたと実感しています。仕事はもちろん人間的成長においても、同期の存在はとても大切なんです」

インフラ整備からインフラを活用する事業へ

これから起業しようとする人は、起業前の実績や予測数字はアテにしない方が良い、と語る毛利氏。
「起業して代表になると、営業活動に取れる時間は格段に少なくなります。意識の半分かそれ以上を経営やさまざまな作業に割く必要が出てきますからね。一人の営業マンだった頃は、契約さえ取れればお金が入ってくる感覚でした。でも起業してからは、入金までには多くの事務作業や経理作業が必要なことを改めて実感しましたね」

起業や法人化を通じて、自分の視野が大きく広がり、世の中が面白くなったという。
「仕事柄、事業主の方と話をする機会が多いのですが、世間話の内容一つとっても、その内容を身近なこととして感じるようになりましたね」

3月からは新規事業として、パソコン教室の運営に進出する。
「高齢者の方々にパソコンの楽しみ方を学んでいただき、予防介護やお孫さんとのコミュニケーションのお手伝いをしていきたい。今後は、インフラ整備をお手伝いするOA機器や通信機器の販売をしっかりと行っていきながら、整備されたインフラを活用するサービスを強化していこうと考えています。今回立ち上げるパソコン教室の開設が、その第一歩になると思っています」

担当者より

上記にもありますが、毛利社長は最初の面談の際、ご自分で作られた定款を持参されました。まさか私と同い年の方がこれを作るとは……と驚いたことをはっきり覚えています。
TNS様は、私が担当者となった当時からのお客様です。まだまだ半人前の私を育ててもらった会社といっても過言ではありません。
これからもよろしくお願いいたします。(合田 美樹