みなさんこんにちは!
FirstStepの宮城です!

まだまだ寒い日が続き体調管理が難しい季節です。
体は一番の資本です!
健康管理には十分お気を付け下さいね。

毎日お客様から様々な質問を受けますが、その中でも多い質問が会社を作るかどうかを悩んでいるというご相談です。
確かに簡単なようで難しい。
そこで以下にまとめてみました!

★会社設立のデメリット

・会社設立をするためには設立費用がかかる!
株式会社の場合・・・約198,000円(弊社の場合)
合同会社の場合・・・約56,000円(弊社の場合)

・法人住民税の均等割!
赤字の場合でも法人住民税の均等割を最低7万円を支払う義務がある。
個人の場合は支払う義務はなし。

・取締役の重任手続き!
取締役の任期が終了した場合(最長10年)再度同一人物が取締役になる場合でも重任登記の手続きが必要になる。
資本金1億円未満の場合・・・10,000円
資本金1億円以上の場合・・・30,000円

・社会保険料コスト!
社会保険料コストは約14.536%※1!
年収400万の社員を3人雇おうと思うと社会保険料コストだけでも約174万円!
また社会保険料は利益のあるなしに発生します。
※1社会保険料
 ①健康保険料  10.06%(11.61%) 4月以降の見込み
 ②厚生年金    16.412%
 ③雇用保険      0.95%(事業主負担)
 ④労災保険      0.35%(卸・小売業) 

  合計①+②/2+③+④=14.536%

・会社の解散・清算!
解散して清算する場合にも費用が発生します。
解散・清算に伴う2度の登記(約4万円)、決算、申告及び公告が必要になり通常トータルで20万~50万程度かかります。

・専門家費用!
一般的に会社の方が専門家に相談する機会が増える為費用が多く発生します。
登記事項を変更するなら司法書士へ
従業員の採用・退職などの社会保険の加入脱退は社会保険労務士へ
商取引上での問題が多く発生する確率があがる為弁護士へ
複雑な会計処理・税務相談などは税理士へ
 
他にも会社設立のデメリットとして考えられるものは様々あります!

たまに節税のために会社設立をされたい方のお話もお聞きします。
しかし、会社設立をすることのデメリットも数多く存在する事実がある、という事をしっかりと理解して会社設立をして下さい。

ですが会社設立はデメリットだけではありません。
会社設立をすることのメリットももちろんあります!

☆会社設立のメリットとは?

○税務上のメリット
・給与所得控除!
例えば、所得金額が800万あった場合、個人事業の青色申告控除を受けた場合最高65万円ですが、会社を設立した場合給与所得控除200万円!その差額135万円が個人事業より多く控除することができます!
したがって所得が増えるほど個人事業より会社のほうが有利になります。

・所得の分散効果!
所得や利益調節をすることできる。個人事業の場合、家族に給与を支払う場合支給基準額の届出を提出しその金額の範囲内でしか必要経費に算入されませんが、法人の場合、利益予想や働き具合によって柔軟に決めることができます。

・繰越欠損金や経費!
欠損金を将来の所得と相殺することができる繰り越し期間は、青色申告の場合、個人は3年間法人の場合は9年間(平成24年4月1日以後に開始する事業年度から、現行7年間)でき、さらに経費と認められる範囲も会社の方が広範囲(個人の場合は事業に関連しなければならない)です。

○実務上・信用上のメリット
実務上・信用上のメリットとして様々な事が考えられますが、例えば大企業と取引をしたい場合、法人しか相手にしない、銀行融資を受けたい場合ある程度資本金のある法人の方が融資を受けやすくなる、法人の方が一般的に信用を世間から得やすい、許認可事業が必要な事業承継が行われた場合に個人と違って法人だと改めて許認可を取り直す必要がない、などが考えられます。

上記以外にもまだまだたくさんの会社設立のメリットを考えることができます!

もっと詳しく話を聞きたいと思った人はぜひご相談ください。
弊社では無料面談を行わさせていただいており様々なご質問にお答えさせていただいております。
お待ちしております!