代表取締役 松本 幸司

会社名 株式会社インターセプト
住所 〒560-0021 豊中市本町1-9-34 藤慶ビルディング302号
電話番号 06-6853-9891
代表者名 松本 幸司
設立 2008年3月
事業内容 写真関連用品の製造・企画・販売、工場等における生産消耗品の製造・企画・販売

新規事業の成功が芽生えさせた、独立への想い

量販店や写真現像所で、写真現像時に使用する消耗品の卸売を行う株式会社インターセプト。代表取締役の松本幸司氏は、「本当にニッチな業界なんですよ」と笑う。なぜ市場として成熟した業界での起業を選択したのかたずねた。
「前職で同じ現像関係の消耗品を販売する仕事をしていたのが一番の理由。写真を現像する機会が減り、業界が縮小傾向の中で、会社が生き残りをかけて取り組む新事業を私が担当することになったのがきっかけです」

営業先ゼロの状態からスタートした新事業を立ち上げていく中で、松本氏は多くの人と出会い、それが起業への大きな原動力に結びついたという。
「志を持った多くの社長と出会う中で、私自身が大いに刺激を受けました。たくさんの社長とお付き合いする中で、私にも『起業したい』という想いがふつふつと湧いてきたんです。そこで、会社の新事業の立ち上げ成功を見届けた上で起業を決めました」

松本氏は起業の方法を探るため、行政などが主催する起業セミナーに出席した。そのセミナーで自力で会社設立する用にアドバイスされてインターネットで調べている時に見つけたのがFirstStepだった。
「自分で手続きするよりも安いのなら、自分でやる必要はないと感じたんです。さらに、事務所を訪問すると対応してくれた方が素晴らしくて、そのままお願いすることにしました」

社長は孤独。だからこそやりがいがある

勝算や自信は誰よりも持っているつもりだった松本氏。それでも起業直後は、きちんと利益を計上して会社を継続できるかという不安でいっぱいだったという。
「起業してからは、孤独感というか『誰にも相談できない』という想いがありました。良くも悪くもすべてを自分で判断して自分で責任を取るわけですから。私はどちらかというと、自分で考えて納得しないと行動しないタイプなのでしんどくはありませんでしたが、それでも時々言いようのない孤独感を感じたりしましたね。今となっては笑い話ですが(笑)」

それでも楽しいことや嬉しいことの方が、断然多いから続けていられる。
「やはり、自分の頑張りがダイレクトに売上が反映されることが最大のモチベーションですね。頑張れば頑張っただけ結果に反映されますから。今、写真現像の業界はデジカメに押されて、業界そのものが縮小傾向なんです。そんな中で『生き残ってやるぞ』という意地と、『銀塩写真のプリントを後世に残していかなければならない』という社会的存在意義の両方を感じています。この厳しい社会情勢の中で、写真現像を生業とする現像屋さんが、他社よりも価格面で優れた当社の消耗品を扱うことでコスト削減を実現し、厳しい時代を生き残ってもらうというのが最大の目標であり、やりがいなんですよ」

経理の勉強なんて起業してからでいい

松本氏に改めて今起業するとしたら、どんなことを考えるかたずねてみると、意外な答えが返ってきた。とにかく考えるよりも、会社を作ってしまうというのだ。
「私も起業前に起業セミナーに参加したり、経理の勉強をしましたが、今考えればこの時間の使い方は良くなかった。準備に貴重な時間を費やすなら、いっそのこと会社を作ってしまうべきでした。事前準備や法律的な手続きよりも、会社を軌道に乗せるために頑張る時間を増やす方が、ずっと成功確率は高まると思いますよ」

最後にこれからの目標をたずねた。
「現像用消耗品という業界が、今後さらに厳しい状況になると考えて新規事業に取り組もうと考えた時期もありました。しかし現在は、今の仕事を大切にしていきたいと考えています。原点回帰といいましょうか。お客様やパートナー、さらには自分に備わっているノウハウを今まで以上に大切にしながら、さらなる飛躍を目指したいと思います」

担当者より

松本社長にお会いしてからもうすぐ4年になります。創業以来、会社の業績は成長し続けおてり、今後も成長することができると確信しております。それというのも、松本社長は起業前から会社のトップ営業で、独立後もその力を発揮して売上をあげておられるのです。
また、数字の管理も大切ということを理解し、毎年予算を組んでおられます。私から毎月の会社の状態を報告させていただく際には、その予算と比較しながらお話をさせていただくのですが、最終的には毎期その予算を超えてくるので驚かされます。
新たな商材獲得などで海外への出張も多いのですが、現地での体験など興味深い話しを聞かせていただいてます。これからも末永くお願いいたします。(澤 和樹