シーラリブス1
代表取締役 洪 裕智
HP http://coelalibs.com/

会社名 Coelalibs合同会社
住所 〒542-0062 大阪市中央区上本町西1-2-14 第三松屋ビル890
電話番号 06-7878-6637
代表者名 洪 裕智
設立 2014年7月
事業内容
・Webシステム開発の企画
・プログラム開発、AR向けアプリ開発
・大規模データベース、及びサーバ構築
・Webサイト、ECサイト構築

ITを活用すれば成長できる企業はまだたくさんある

動画配信系のeラーニングシステムや不動産の受発注システムなどの開発、キュレーションサイトをはじめとしたWebサイト構築、さらにはプロモーションまでサポートするCoelalibs合同会社。代表の洪裕智氏に話を聞くと、システム開発やWebサイト構築のほかに、もう一つ事業の柱があるという。
「多様性のあるクリエイターコミュニティをベースに、ジャンルを超えた案件やプロジェクトを支援して問題を解決する『サクサクプロジェクト』という取り組みです。現在は、4人いる運営メンバーのひとりとしてプロジェクトの事業立案や企画などを担当しています」

起業前はエンジニアとしてシステム開発の最前線で働いていた洪氏。開発の現場で感じていたことが起業へのきっかけとなった。
「プロジェクト全体を俯瞰し、横串を刺せるエンジニアがとても少ないと感じていました。システム開発がさらに身近になり、中小企業がシステムを活用する時代が到来しても、最適なシステムを提案できる人がいない状態になる。ならば自分が起業してその役割を担おうと考えました」

個人事業として起業した時の屋号は『システムコーディネーターズ』。
「その会社に最適なシステムをコーディネートすることをイメージしました。会社の成長によって必要なITシステムも変化する。起業してすぐに、ITを活用すれば成長できる会社はまだまだ多いと実感しました」

「合同」の二文字にこだわって合同会社を選択

シーラリブス3『システムコーディネーターズ』は順調に成長し、起業して3年後には法人化を検討するきっかけが生まれた。
「一緒に事業をやりたいメンバーと出会ったんです。WEBディレクターとサーバエンジニアの二人。そこで3人での共同設立という形で合同会社を設立することにしました」

会社設立においては、株式会社ではなく合同会社にこだわったという。
「これからの時代は、フラットな組織体型の中、皆が自分の領域に対して責任を持って仕事をするというスタイルに変化していく。自分の仕事に責任を持ちながらも仲間と『協働』する仕事スタイルを意識し続けるために、合同会社の「合同」の二文字にこだわりました」

メンバーである『オオサカンスペース』の仲間がFirstStepで会社設立して満足していたので、FirstStepに依頼することに迷いはなかったという洪氏。ビジネスに取り組む上で大切にしていることをたずねると「みんながハッピーになること」という答えが返ってきた。
「事業を進める上では、関わる人すべてが金銭的、精神的、技術的にハッピーになることを意識します。先述した通り、自分の仕事に責任を持って仕事をしてもらえる人には、必ずハッピーが提供できると思っています」

ITの面から日本の教育に貢献したい

シーラリブス2個人事業主から法人となって順調に成長してきた洪氏。これから起業する人へのアドバイスをお願いした。
「起業前にとにかく数多くの人に会うことです。これは数が勝負。多くの人に会い、人を見ることで、理屈では説明できない嗅覚のようなものが身につく。これが起業してから大きな武器になります」

起業後は、出会った人の中から誰とビジネスをするかを選べば良い、と。
「誰とビジネスをするか見えていないなら、それはまだ起業するタイミングじゃない。多くの人に会いながら、どれだけ自問自答し続けられたかが起業の成否につながると思います」

最後に今後の展開について話をうかがった。
「当社は、まだ種を植えて芽が出つつある時期。より多くのハッピーを創造できるよう、より多くの人たちと一緒にビジネスを作っていきたいですね」

中でも教育ジャンルに注力していきたいと話す。
「教育関連事業を当社のコア事業にしていきたい。動画配信やサーバ構築を強みとしつつもコンテンツを強化し、未来の日本の子どもたちの成長に貢献したいですね」

担当者より

洪社長は、いつも丁寧に対応して下さり、とても真面目な方です。
初めてお会いした時から、仕事に対する姿勢や思いを聞かせてくれました。大切にされている「みんながハッピーになること」という言葉は、社長の人柄をよく表しています。そんな洪社長だからこそ、周りに人が集まってくるのだと思います。
これからも成長を続けるCoelalibsさまを会計・税務の面から微力ながらもサポートしていきたいです。(井阪 彩)